相手の脳を考えずに、駆け引きは存在しない・・・

味方の脳を考えずに、魅力あるプレーは生まれない・・・

自分がミスせずに、味方につなぐことだけを考えた時点で、

その子はチームの負ける確率を減らすが、

その子の隠れた能力は伸びることはない・・・

パターン化したオートマチックなフォローで、味方の脳を考える必要をなくし・・・

速いパス回しで生まれるギャップによるスペースを探し続けてプレーして、敵の脳を考えないチームも多い・・・

そこには、フィジカル等の何らかの優位性がある場合のみに、機能する戦い方となり、駆け引きが存在していない・・・

負けないチームにいれば満足なのか・・・

その試合のために、ミスせずに味方につなげるだけの選手になって満足なのか・・・

今あるフィジカルの優位性を武器にしていて満足なのか・・・

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人は、本当は自分が唯一無二の存在であり続けてたいと願っている。

子どもは、自分の中に眠っている能力を開花して、唯一無二になりたいと願っている。

子どもの隠れた能力を開花させるのが育成年代の指導者の役目。

自分の中にある隠れた能力を、開花させたい願望はあるか・・・

自分の可能性を磨き続けて、本物の武器を磨きたい願望はあるか・・・

自分の願望のために、戦う覚悟はあるか・・・