指導とは、知識の伝達ではない。

指導者は洞察力を磨き続け、人間的に成長し続ける必要がある。

指導者白井が、物事を洞察しながらアウトプットすることによって、指導者としての成長へとつなげる。あくまでも今は”独り言の域”の思考。

以下、白井が個人facebookに書いている”今日の独り言”のまとめ。


▼ 結果を出している人間が語るから、多くの人の心を動かせる。

(もちろん結果の定義が人によって異なるのは承知の上で…)

例えば億以上の稼ぎをするAさんと平均年収以下のBさんが『世の中お金じゃない』と言っても、説得力の面から見れば大半の人はAさんの言葉に耳を傾けると思う。

でももう少し突き詰めて考えてみると、AさんにもBさんのような時期はあったことが十分に考え得ることだとしたら…

なぜ結果的にAさんになれたのか?

今の自分が思うところは、その時の “自分の志はどこに向いて生きていたのだろうか” という未来に目を向けていたことが出発点ではないかと考えている。

周りからどう思われるかという “矢印を外に向ける” ことも捨ててはいけないこと(そばに置いておくことが大事)だが、それ以上に自分が今どう思うのかの “矢印を内に向ける” ことの方がよっぽど大切なことなんだと、20代後半からはそう思えるようになった。

これが正しい答えかどうかよりも、今、自分が納得できる答えかどうかを見つけたい。

でもまたこの時の考え方が、5年10年経って振り返った時にたとえ変わっていたとしても、それは心がブレているのではなく、常に最善を目指してきた結果のうえで進化しているという捉え方もできるのではないだろうか。

今日の独り言…【2017.11.29 今日の独り言】


▼ 環境と状況こそがその人間の殻を破り、能力を大きく引き伸ばしてくれる。

ただしそこに逃げ道を考える余裕を持ち合わせてしまうと、結局のところ大きく成長するチャンスを逃してしまうことになる。

大人はそれを自分で理解して、それでも一歩踏み出す勇気が必要。

子どもには最後に救いの一手を差し伸べれる範囲の中で大人が意図的にその世界を作り出すことが重要。

あくまで今の自分がそう思うだけ。

今日の独り言…【2017.12.1 今日の独り言】


▼ インプットは成長するためのあくまで材料でしかなく、アウトプットは成功という結果に直接起因するものである。

例えば、美味しい料理を作るには、良い材料を集めることから始まり、加えて美味しく作ることのできる腕前があってこそはじめて、美味しい料理というものは完成する。

しかし、腕前とは言い換えれば、これまでの経験から得た気づきを決して無駄にすることなく、自らの経験値として置き換えて着実にレベルアップを図るからこそ、誇るべき腕前は確と身につくものである。

知識を取り入れ、良いものを求めることは、所詮、単なる材料集めにしか過ぎず、極めて重要なことはその材料を生かしてどれだけ正しいと思える行動を次々起こし、そこから学び、繰り返し得た気づきの中から新たな活路を見出すか、ということではなかろうか。

あくまで今の自分がそう思うだけ。

今日の独り言…【2017.12.2 今日の独り言】


▼ これまでは否定的に捉えてきた考え方を、一旦肯定的に捉え直すことで、今までの考え方の延長線上からさらなる大きな上乗せとなり、結果的には劇的な変化を生み出し、そのことが今よりもっと飛躍的な成長のキッカケに変わることがある。

今まで自分が追い求めて努力してきたことに対して、あともう少し “何か” が足りない。

でもその “何か” が分からず、今やっていることの延長線上にも限界を感じており、微妙に足りないその “何か”がなんなのかが分からない。

そのような時には、新たなモノの見方、考え方が必要になります。

これまでは否定的に思い、決して受け入れることのなかったことに対して、一旦受け入れて肯定的に捉えようとすることで、これまでとは全く違った景色や気づきが生まれるはずです。

例えば、赤色では物足りなさを感じて、もう少し紫色に近づけたいと思う時は、紫色にしようとするのではなく、思い切って真逆の青色のことをしましょう。

するとこれまで時間をかけて塗ってきた赤色であれば、急に青色を塗っただけではさほどの影響は受けません。

むしろ真逆の色を塗っていくことで、かえって本来大事にしてきた赤色の良さはより洗練された紫色へと近づいていきます。

自分が目指すべき目標やゴールへと向かう中で、果たして今の自分は本当に前に進むことができているのかどうか?

人は楽しいことだけでなく、苦しいことや辛いこと、迷った時や困難にぶつかった時、それでも今起きてることが自分のゴールに向かって確実に前に進んでいるのかどうかの実感や手応えを感じている時であれば、それらはすべて乗り越えようという気持ちで前向きに頑張れるのではないでしょうか。

今起きていることに対して本当に前に進んでいるのか、これを乗り越えた先に本当にゴールに近づけるのかといった不安や迷いがあるのであれば、今一度自分を見つめ直す時間が必要ではないでしょうか。

否定的な解釈を肯定的な解釈に変えるだけで、もしかしたら自分自身が一番追い求めていた答えが見つかるかもしれません。

あくまで今の自分がそう思うだけ。

今日の独り言…【2017.12.3 今日の独り言】


▼ 今に浸るな、先に備えろ。それが常に楽しむために必要な心構えとなる。

今の自分は幸せか?

人生を楽しんでいるか?

仕事は順調か?

人間関係は良好か?

YESと答えられる人もいれば、NOと答える人もいるだろう。

おそらく皆、これまでの過去を振り返って今現在を位置付けているのではないだろうか?

YESと答えた人は過去には今よりもっと辛い時期を経験したからこそ、今はその時に比べるとだいぶマシに感じたり、満足に思ったりしているはずだ。

逆にNOと答えた人は昔はもっといい時代があったのだろう。

だけど必ず今起きているすべてのことは過ぎ去ってはやがて過去となり、今起きているすべてのことは時間とともに未来へと繋がる中継地点へと変わる。

今が辛いと感じている人は必ず未来で良くなれるように、今できる最善を尽くして少しずつ将来幸せになるための “未来貯金” を始めよう。

今が充分幸せだと感じている人は、今を存分に楽しみながらも、もしかしたらこの先訪れるかもしれない不運な出来事に対して、事が起きてからあたふたするのではなく、今のうちから受け止める覚悟と準備は持ち合わせておく必要がありそうだ。

そのような心構えで今を楽しむ努力をすれば、これから起こることのすべてを受け入れることができ、未来に備えた最善の行動とは今どのようなことなのかを知る、重要な手がかりとなるのではないだろうか。

あくまで今の自分がそう思うだけ…

今日の独り言。【2017.12.4 今日の独り言】


▼ 目を奪われたものを追い求め、そのうえで心を奪われたものを信じるように。

自分が “なにか” を信じるときに大切にしていることです。

価値観とはどのように創られ、どのように変化していくのか。
自分の目で見て、肌で触れて、心で感じることではじめてその事をもっと知りたいという気持ちが生まれます。

人から言われたから、周りがそうしてるから、そんなの常識だから…

” それは一体誰が決めたことなのか ”

一度でも疑ってみたことはありますか?

もっと深く考えたことがありますか?

周りからの情報に耳を傾ける前に、まずは自分の目で確かめることからはじめませんか?

そのうえで自分が信じていること、好きだと思っていることを追い求めればいい。

決して他人の言葉に惑わされてはいけない。

もしも違うと感じたのならば、もう一度考え直せばいい。

ただそれだけのこと。

一度決めたことを諦めることには抵抗があるが、一度決めたことによってもっと良くなれる可能性に気づけたのなら…変化を受け入れる勇気も時には必要だから。

その決断こそが自分の未来を広げる分岐点となるかもしれない。
つくづく思う。

自分の心に嘘をつくほどツラい生き方だけはしたくないよな。

あくまで今の自分がそう思うだけ…

今日の独り言。【2017.12.5 今日の独り言】