▼ 自然体とは?

U-7は、いよいよ1年生たちが幼稚園を引き連れて一緒にサッカーするようになり、よりよい成長につながりそうです。

1年生が、背後から来た浮き玉を寄せて来た相手の鼻先で浮かす見事なシャペウで交わし、何事もなかったかのように自然なタッチでドリブルに入り、そのままゴール右隅に冷静に決めました。

こんな小さいのにすごいと大人をびっくりさせるプレー!しかし、当の本人は相手がいたからかわしただけで、いたって普通の様子。

大人の固定観念で勝手に、こんな小さい子に「あれはできて、これはできない・・・」と思い込んでいるだけで、子どもにそんな固定観念を与えなければ、何だってできると思っているのが子ども。

自然体ってこういうことなんだと教えられます。


▼ 自分の心のあり方を決められるのは?

U-12は、魅力のあるプレーが増え、自分たちの色を出していける時間帯がすごく多くなってきている。と思えば、突然、何の色も出さずに試合を終えてくることがある・・・。

自分たちの力や色を出しきって敗れることは胸をはれるけど、自分たちの力を全く出さずに敗れることは・・・。

決勝や勝敗による結果が見えてくると全く魅力的な色が出ないことが多い。ある程度の結果が見えて、心がふわっとすることや、逆に気負いすぎて発想がせまくなるのか?それとも、こちらが何か気負わせすぎているのか?

どうであれ、

「自分の心のあり方を決められるのは、自分しかいない。」

周りの状況がどうあれ、自分の心だけは自分でコントロールできること。それを周りの状況に左右されていては、自分の生き方をつらぬけない。

雨が降って嫌やと思う心。

大事な試合だと気負いすぎる心。

相手のプレスに焦る心。

小学生のころから周りに左右されることなく

「自分の心のあり方は自分で決める。」