▼ 出張クリニック in 中国
6/22(金)〜24(日)まで中国チームから依頼があり、ドリブル技術の指導をメインとした出張クリニックを開催させていただきました。
現地では言葉の通じない選手たちに、通訳を通して私の指導方法や考え方を精一杯伝えさせていただきました。
中国の文化や背景、日本との様々な違いはありましたが、子ども本来の持っている性質や可能性に対しては決して大きくは違わないと感じました。
ただ、教育的なことも含めて、改めて大人の関わり方や伝え方の重要性を感じさせていただき、私自身も指導者として非常に学びの多い時間となりました。
海外には過去にブラジルを含めて何度か経験値を積み上げに行っていますが、今回は中国で私自身が実際に指導を行うということで本当に貴重な機会をいただきました。
チームを離れる時間は時として自分を不安にさせるようなこともありますが、そのような行動を選択する目的は、私自身の常識や価値観、正しさに対して改めて目を向け、考え方や指導力のさらなる向上を目指すことで得られる自信や価値を求めてのことです。
そして何よりも一番に望んでいることは、私が今関わっているサルヴァの選手たちに対して、これからより一層良い指導に活かせるように選手たちに還元していきたいと思っています。
『指導者が学ぶことをやめた時、それは選手たちに教えることをやめる時である。』
現場でさらなる力を発揮するためには、あえて現場を離れる時間を作ることにより、リスクは伴いますが、F1レースのピットインと同様に、その時間を使うことでその後より加速するためには極めて重要なことだと認識しています。
すべては今目の前にいる選手たちの為に…
今後とも何卒宜しくお願い致します。
サルヴァ ジ ソウザ
代表 白井 洸