▼ 遊ばせながら閃かせる

1年生は、1試合終わる度にいつもこう言う。「次の試合までサッカーしよう!あそこ空いているから遊んでいい?」今サッカーをしていたのに、空き時間があればサッカーをしたくてたまらない。

芝生があって、仲間がいて、ボールがあれば、自然とサッカーをしたくなる。彼らにとってサッカーは一番の遊びであり、一番楽しいことだと感じてもらうことを、何よりも大切に思う。

サルヴァの低学年練習では、彼らとは一緒に遊ぶことを重視する。

サッカーを一緒に遊びながら、駆け引きや、ダマすことや、閃くことを、自然に発想するように、あの手この手で脳と心に刺激をいれる。

教えていないようで、教えている。

教えられていないようで、教えられている。

こっちの教えたいことではなく、どんなアプローチをすれば自然と発想するのかを考える。

どうすれば脳と心に刺激を入れれるかを、一緒に遊びながら常に考える。

子どもたちがどういうことを刺激に感じるのかは、目の前の子どもたちが教えてくれる。

子どもたちは大人より、自分の心に正直。

面白くなかったら、面白くない顔をする・・・。

怒られれば、一生懸命聞いているふりをする・・・。

脳がフリーズすれば、目が泳ぐ・・・。

その反面、

自分の心に響くことには、目がキラッと輝く!

そんな瞬間をどれだけ作れるかで、脳と心の成長は大きく変化していく。