指導とは、知識の伝達ではない。

指導者は洞察力を磨き続け、人間的に成長し続ける必要がある。
指導者白井が、物事を洞察しながらアウトプットすることによって、指導者としての成長へとつなげる。あくまでも今は”独り言の域”の思考。

以下、白井が個人facebookに書いている”今日の独り言”のまとめ。


▼ 本気なのが伝わるからこそ、人の心が動く。

勝つことが、すべてじゃないのは分かっている。

勝つことが、相手を負かすことだけじゃないのも分かってる。

それでも、勝たなくていいと端から思っているやつを心底から応援する気にはなれない。

本気で勝とうとして、本気で勝ちたいと思って、それでもまだ勝つには足りてなくて…

そういう気持ちの中で戦って負けたやつやからこそ、見ているこっちはホンマによくやったなって思える。

人の心を動かすためには、本気になってやること。

まずは自分から。

あくまで今の自分がそう思うだけ…
今日の独り言。【2017.12.6 今日の独り言】


▼ 相手が求めていることを知り、欲しているタイミングでさりげなく自然に差し出せることこそが、自分の信用と価値を高めていく。そこに見返りがあってはいけない。

これはどうしても伝えたい。

これだけは分かってほしい。

そう思うことと同じように相手にとっても必ず思うことがあります。

そんなことに興味はない。

こんなことが知りたい。

相手が何を求め、何を欲しがっているのか。

それは自分自身が相手の求めていることに応えれるだけの “もの” を持ち合わせていてはじめて成り立つ関係です。

だから色々なことから学んで吸収力を高め、自分の “持ちもの” を増やすのです。
どんなことからも学んで蓄えるのです。

ただし、気をつけておきたいことは、身につけたことをすぐに相手に出そうとしてしまえば、それはかえって押し付けや自慢にもなりかねません。

だからじっくりとその時が来るまで待つのです。
待つということは常に見計らってるという意味です。

ドンピシャのタイミングで、相手にとって “最高のプレゼント” ができるように…

その時が来るまでは、ただひたすらに新しいものを身につけ、日々蓄え磨き続けたいと思います。

あくまで今の自分がそう思うだけ…
今日の独り言。【2017.12.7 今日の独り言】


▼ ただただ技術を身につけるのでは勿体無い。その技術は一体どこへ向かい、何を生み出すのかを知ってこそ、技術に対する飽くなき追求心が生まれるのではなかろうか。

技術とは、目的に向かって磨くものである。

技術とは、積み重ねの先にようやく結果が見えてくるものである。

技術とは、誰しもが不可能と思われたことを可能にする手段である。

技術とは、全てに正しい使い方があることを知ることである。

技術とは、誰かの為に使うことではじめて価値が生まれるということである。

いずれにせよ、技術とは、これからの未来を切り開く “重要な鍵” となる。

あくまで今の自分がそう思うだけ…
今日の独り言。【2017.12.8 今日の独り言】


▼ 良い時も、悪い時も、ブレない心で関わり続ける。自分の元から旅立ったあとにでも気づいてくれれば御の字である。

目先の結果に一喜一憂することは非常に危険です。

どのような結果であれ、優しさと厳しさをもって接することに尽きる。

優しさとは、あなたにも “きっと可能性があるよ” と信じてあげること。

厳しさとは、まだまだやれる、もっと頑張れると、困難に逃げずに向き合わせる中で “それでも挑戦する心” を忘れさせないこと。

今に溺れず、今に悲観せず、上を向いて、前を向いて、止まらずに一歩ずつ進もう。

忘れた頃に一旦振り向いた時、はじめて自分の成長を感じればいいんやから…

あくまで今の自分がそう思うだけ…
今日の独り言。【2017.12.9 今日の独り言】


▼ 子どもにとって大きな過ちとは、その時の至らなかった結果ではない。
自分の心で感じて突き動かされた経験を得ることなく、大人の勝手な正しさの上に強制された、決して終わることのない課題を永遠にこなしていくことで、自分の本当の気持ちを知ることから、ますます遠ざかってしまう時間を過ごすことこそが、子どもにとっての大きな過ちである。大人はなかなかそれに気づけない。

期待、希望、不満、怒り、苛立ち、ストレスなど、大人は皆、子どもに対して何かしらの思いを持って接していることは間違いない。

だけど考えてみてほしい。

実は “子どもの為” だと行っているその行為自体が、もしかしたら知らず知らずのうちに “自分のプライドを保つ為だけ” の行為となってしまっているのかもしれないということを。

ただ優しく接するだとか厳しく接するだとか、褒めているとか怒っているとか、そんな表面的で浅はかな部分で言っているのではなく、目の前の子どもに対して伝えているその言葉はちゃんと生きているのか、ということ。

そこには人と人をつなぐために魂があって、愛情があって、人間味があって、子どもの心に響く何かをしっかりと伝えることができているのかどうか。

本当の “子どもの為” とはどういうことなのか?

大人は子どもの気持ちを大きく超えてしまわないように気をつけることから心がけたい。

あくまで今の自分がそう思うだけ…
今日の独り言。【2017.12.10 今日の独り言】


▼ ステータスを脱いだ時、あなたに残るものは何か?人としての本当の価値とは、相手がどれだけあなたのことを心から大切に思ってくれているのかではないだろうか。

過去や現在を見て、あれやこれやと比較して、それをすごいや大したことないなどと大いに語ってくれるのは結構だが、昔と今しか見ようとしない人間ならば、当然自分の未来のことも見えてはいないと思う。

“人は誰でもいつからでもどこからでも良くなれる可能性がある” ということを、きっと分かっちゃいないし、信じてもいない。

自分の未来を信じて今を生きている人間ならば、耳にした情報だけに振り回されて、わざわざ聞かれもしてない相手のことを肯定もしなければ否定もしないのではないか?

むしろ他人との比較の中で生きてきた人間だからこそ、自分より上か下かをすぐに決めつけ、下だと思う人間の前では威張って偉そうにしている輩もたくさんいる。

そんなやつが本当に、相手にとって心から大切だと思ってもらえる人間に値するのか?

それはステータスだけでは決してはかれない部分だと思う。

人間の本当の価値とは、自分が目にして、会話をして、その人の行動の背景からどれだけのことが読み取れるのか、そこに優しさや強さを感じることができたのなら、きっと自分は相手のことを心から大切だと思えてくるはずだ。

もっと目の前の相手と向き合って、しっかりと “心で会話” をしたい。

あくまで今の自分がそう思うだけ…
今日の独り言。【2017.12.11 今日の独り言】


▼ 自分にとって都合の悪いことでも、誰かにとっては都合のいいことかもしれない。そういう考え方も持ち合わせていれば、少しは気持ちに余裕が持てそうだ。

今日はすごく寒かった。ほんのちょっと外にいるだけで手足の先まで冷え切ってしまい、相変わらず寒いのは嫌だなと感じた。誰がこんな寒いことを喜ぶのだろうか?

でも考えてみると、寒い日があるからこそ防寒具は売れるし、灯油も売れる。外出するのなら移動手段はいつもは乗らないタクシーに乗るかもしれない。飲食店でも寒い日の方が集客につながる業態もある。多くの人々は晴れている日を喜ぶかもしれないが、少なからず雨降りの日を喜ぶ人々も当然いるわけで。

自分にとっての都合だけでは世の中は回らないし、自分の知らないところで、自分が気にもしていないところで、自分が好きか嫌いかと思えることとは真逆のことも必ず存在している。

勝者がいるからこそ敗者もいるし、生産者がいるからこそ消費者が生まれる。自分の都合で、自分の好き勝手で、自分の考え方しか認めない生き方をしていたとしても、誰かが必ず今日もあなたのことを支えているのでしょう。

あくまで今の自分がそう思うだけ…
今日の独り言。【2017.12.12 今日の独り言】